<Vinicola Consoli>Cesanese I.G.T. Vitae BIO
- <コンソーリ>チェザネーゼ IGT ヴィタエ ビオ
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【原産地呼称】
I.G.T. - 【ブドウ品種】チェザネーゼ
- 【カテゴリー】赤
- 【希望小売価格】2,800円
土着品種チェザネーゼの名産地「オレヴァーノ・ロマーノ」
ローマ中心部より東へ 45km、アペニン山脈の麓に広がる丘陵地帯にあるコムーネ「オレーヴァノ・ロマーノ」。19 世紀には美しい景観を描きに、欧米各国から多くの画家がこの場所を訪れました。もちろん古くからワイン造りが行われていた場所で、特に土着品種チェザネーゼから造られるワインはラツィオでも高品質な赤ワインとしてその個性は輝きを放っています。標高 350~700m の火山性土壌で、海の影響は少なく、アペニン山脈からの風が強く吹きつける冷涼な大陸性の気候です。この地で 1920 年にセンテ・コンソーリによってワインを始めたのが「コンソーリ」です。
第二次世界大戦後、センテの息子ジョアンキーノはワイン商としてコンソーリ社を拡大しました。ローマ以外のワインのボトリングと販売も始めましたが、愛する地元ローマのワインをさらに広めるために二人の息子ロベルトとレナートとともに畑を追加購入し自分たちのワイン造りを洗練されたものに変えていくことに決めました。現在のコンソーリ社は、ジョアンキーノの孫であるアレッシアとダニエラの二人の女性が牽引し、さらにイノヴェイティヴな「未来のワイン」を作り始めています。
彼・彼女らにとっての「未来」とは、伝統的な品種である「チェザネーゼ」を中心に全てのワインをさらに高品質にすることと、畑のビオロジック化でした。まずは HACCP 導入を行うことでサプライチェーンの品質一元管理化を実現。彼らのワインを飲む全ての人に安心してもらえる環境を整えました。そして現在最も力を注いでいるのは自社畑のビオロジック転換で、これは畑を未来に遺す重要な事業だと考えています。
2016 年ヴィンテージからはいよいよビオ認証を得たワインも登場。今後も目が離せないワイナリーと言えるでしょう。