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アンナ・スピナート

母子の愛情から生まれるピアーヴェ& フリウリのワイン

ヴェネチアの町から北東に30km、ドロミテ山塊から流れるピアーヴェ川沿いにあるトレ
ヴィーゾ県ポンテ・ディ・ピアーヴェ。この地では12世紀ころからブドウ栽培が行われ
ていました。しかし、第一次・二次世界大戦が起こると、イタリアでも最も戦火が激しかったこの地の畑は荒れ果てました。戦後10年の歳月をかけ畑を再興したピエトロ・スピナートは、1952年にワイナリーを創業し、娘のアンナにワイン造りを託しました。

父の意志を受け継いだアンナは最新の醸造設備やセラーを導入し、より現代的なワイン造りを始めました。アンナの造ったエレガントで優しい味わいのワインは一躍人気となり、海外への輸出も積極的に行うようになりました。

現在は息子ロベルトとともに、ピアーヴェエリアだけでなく、アルプス・カルニケ山の麓、フリウリ・グラーヴェでもブドウを栽培しています。いずれのエリアもアルプス・ドロミテ山塊から流れてきたミネラル豊富な土壌が特徴。アンナはこのテロワールを生かし、綺麗でミネラルあふれるワインを送り出しています。また、土地の未来を考えて畑はオーガニックやビオロジックへの転換を積極的に推し進め、いくつもの認証を獲得しています。
アンナのワインは今ではさまざまなワインコンクールで数々の賞を受賞するようになりました。